皆さんこんにちは!
今回は、建築業界の最近の動向を伝えていきたいと思います!
もちろん他業界にも通ずる内容ありますので是非見ていってください。
それを踏まえながら私なりの意見も伝えていくのでぜひ皆さんもコメント欄で意見いただけると幸いです。

このブログは
・4年制大学建築学科卒
・社会歴5年目
・転職歴2回
・取得資格
一級建築士、宅建士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士(合格のみ)の経験を元に書いております。
仕事柄、職場で建通新聞をよく目にするのですが最近良く見る話題が2つあります。
そう皆さん歓喜の内容です。
建築業界の休日、残業時間の改善に向けた動きと、給与のベースアップの話題ですね。
人が足りない昨今では、いくらITが発達しようとも追いつかないほど人材難が叫ばれています。
そんな中政府からも、労働環境の改善、給与のベースアップ(通称:ベア)をすることを強く言われています。
「いや、おれには関係ないよ。うちの会社は上がらない」
そんな事ありません。全員が意識すべきなのです。インフレ負けしないベアを、続けられる良好な労働環境を全員で勝ち取っていただきたいそんな気持ちで今日は書かせていただきます。
給与のベースアップ(ベア)について
皆さんに一つ聞きたいです。
給与のベースアップ(以降ベア)を獲得するために一番重要なことが2つあります。
なにかわかりますか?
仕事を頑張ること?、骨身削ってサービス残業?、上司へのごますり?、会社への忠誠心?
これらはすべて当てはまりません。
確かにベアを望む以上、仕事は頑張るべきです。
しかし上がるか上がらないかそれは会社にかかっています。

次の表を見てみよう!
ベアの視点から見ると会社は4つに分類されるよ!
ベアする気\ベア可能か | 可能 | 不可能 |
する気あり | ◯ | △ |
する気なし | ✕ | ✕ |

上記の表のように、そもそもする気がない会社にはいても上がるわけがないということだね。
会社に上げる気があり尚且つ上げることができる経営状況でなければベアされることはないということ理解してほしい。
最近では、大和ハウスなどが新卒の初任給を10万円アップの35万円でニュースに上がっていたが2025年4月(会社によっては10月)給与の全体ベアがないのであれば今後もないと考え、転職することも視野にいれることをおすすめします。
私の以前の職場のようにベアが世間で進められる最中、7割の社員給与をカット(ベースダウン)させるような会社にはぜったいにいてはいけませんね(笑)
余談ですが、給与のダウンは基本的に個別の同意が必要なためかなり不当なダウンの場合は承諾せず労基に相談しましょう。(前の会社では、私は数少ないベア組だったため何も言いませんでした。その後すぐにやめましたが、、、)
労働環境について
ほか記事でも話しましたが、建築業界の三六協定の猶予期間が2024年4月と他より5年遅く適用されました。
その背景もあり、やっとですが休日・残業時間の改善に向けた動きが多くなってきたように感じます。
そこで重要になってくるのが労働力の確保なわけです。現状の建設業の就業者数の推移をみていきましょう。
年齢階級 | 2015年 | 2024年 |
15〜24歳 | 23万人 | 19万人 |
25〜34歳 | 61万人 | 62万人 |
35〜44歳 | 92万人 | 59万人 |
45〜54歳 | 70万人 | 89万人 |
55〜64歳 | 69万人 | 60万人 |
65歳 | 30万人 | 39万人 |
ぱっと見でわかるのは、若い年齢層の人が少なく35〜44歳の中堅にいたっては約35%減と担い手の減少と高齢化が目立ちます。
そう若いだけもかなり重宝されるような状況なんですね。
そして各社、三六協定の適用を皮切りに若手が続けやすいようなホワイトな環境をめざしています。
そんな中で皆さんにやってほしいことは、自分を安売りしないことです。
もちろん傲慢になってはいけませんが、全然改善される兆しが見えない職場で身を削るようなことをする時代ではありません。
どこも変わらないよ。なんて言葉を信じないでしっかりと自分にあった場所を探してほしいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
建築業界は、まだまだ改善途中ですがしっかりと変化していける会社に乗っかるべきだとわたしは思います。
そしてあなたが行動することにより、辞められた会社がこのままではまずいのかもと危機感をもち改善していく。そういった良い循環ができてくると私は考えています。
転職は少し面倒かもしれませんが、決してマイナスではなくプラスなことだと思っています。
わたしも、建築・不動産業界で頑張る身のため一緒に乗り越えていい未来を掴んでいきましょう。
以上です!

またね〜!
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