皆さんこんにちは!
今回は、一級建築士・二級建築士を取得するうえで理解しておきたい情報の第1回(オリエンテーション)を書かせていただきます。
今回は
- 一級建築士・二級建築士の受験条件と取得条件
- 取得することによるメリット
この2点にフォーカスして説明していきます。
資格勉強スタート前のモチベーションアップにしていただければと思います。

このブログは
・4年制大学建築学科卒
・社会歴5年目
・転職歴2回
・取得資格
一級建築士、宅建士、賃貸不動産管理士(合格のみ)
の経験を元に書いております。
二級建築士についてもかけるの?そう思った皆さん安心してください。
- 社会人一年目 二級建築士ストレート合格
- 社会人二年目 一級建築士 学科 合格、製図 (疲労により逃亡、授業も次年度に繰り越しました。)
- 社会人三年目 一級建築士 製図一回目 不合格
- 社会人四年目 一級建築士 取得
なので二級建築士を目指す皆さんにも安心して読んでいただけると思います。
二級建築士
二級建築士は、戸建て住宅を想定した資格です。その他にも設計することはできますが、規模に制限があるため住宅がメインとなります。
受験条件と取得条件
受験条件
- 大学や専門学校等で建築関連の指定科目を履修する。(一級建築士よりかなり条件がゆるい)
- 7年間実務を行う。
以上のどちらかを満たすことで受験資格を得られます。
選択して指定科目さえ履修すれば、建築学科以外の方も受けられるようになります。
取得条件
建築に関する最終学歴、資格 | 実務経験年数 |
大学、短期大学、高等専門学校 | 0年 |
高等学校、中等教育学校 | 卒業後2年以上 |
都道府県知事が同等以上と認める者 | 所定の年数以上 |
建築設備士 | 不問 |
建築に関する学歴なし | 7年以上 |

大学、短期大学、高等専門学校にて指定科目を履修していれば、実務経験が必要ないため新卒一年目の終わりごろには二級建築士になれる可能性があるね!
取得することによるメリット
二級建築士は基本となる資格と言われることが多く、取って当たり前のように扱われるイメージが強いですが、住宅業界レベルでは十分と言えます。
取得するメリットについて
- 資格手当がでる
- 転職活動で割と有利
- 開業できる(資格より、経験と依頼を取れるつながりが重要)
私の経験と集めた情報を交えて説明していきます。
資格手当 月5,000円〜15,000円または報奨金で10万〜30万円が一時的に支給される。
転職活動 設計で大事にされるのは実務経験のため、施工監督から転職する場合見つけることが難しいです。ですが、新卒一年目で転職する際には二級建築士を持っていることで設計職につくことができました。(二級建築士だけで、有名会社に入れるほどの力はないイメージ)
開業 実際に仕事依頼先で二級建築士事務所のところもありました。資格がなければ建築士事務所としての開業もできないためメリットであると言えます。
一級建築士
一級建築士は、設計できる建物に制限がありません。
受験条件と取得条件
受験条件
- 大学や専門学校等で建築関連の指定科目を履修する。
- 二級建築士の資格保有者
- 建築設備士の資格保有者
取得条件
建築に関する最終学歴または資格 | 実務経験年数 |
大学 | 2年以上 |
短期大学(3年) | 3年以上 |
短期大学(2年)・高等専門学校 | 4年以上 |
二級建築士 | 2級建築士として4年以上 |
建築設備士 | 建築設備士として4年以上 |
国土交通大臣が同等と認めるもの | 所定の年数以上 |

二級建築士と違い、大学を出ても2年の実務経験が必要だね。裏を返せば2年の間にとることができれば最速で一級建築士のメリットを享受できるね!
取得することによるメリット
一級建築士は、設計する建物に規模の制限はありません。取得すれば、同業者からはもちろんお客様からの信頼も上がります。それだけ知名度の高い資格なんですね。
取得するメリットについて
- 資格手当がかなり手厚い
- 転職活動でかなり有利になる
- 開業できる(二級建築士同様資格より、経験と依頼を取れる事が重要)
- 長期的キャリアプランでみても昇進・昇給しやすい
- 社会的信頼が高い
資格手当 月に20,000円〜50,000円または報奨金30万〜100万程度を一時的に支給される
転職活動 2回目の転職時ですが、有名どころからもお声がかかりますし是非来てほしいといった企業が多く、1回目の転職とかなり違いを感じました。好条件を提示していただけることも増えます。
長期的キャリアプラン 資格手当がもらえない場合でも給料が上がるまたは上がりやすくなります。大手企業だと昇進の条件に一級建築士を入れていることも珍しくありません。
社会的信頼が高い 一級建築士を持っているということはその分の知識がある証明となります。(実際には覚えてないが、、、)その分回りからの信頼が上がります。
まとめ

一級建築士、二級建築士の受験資格、取得条件、メリットを理解できたかな?
会社の指示ではなく、自分から資格について知ることでやる気が出るよ!

資格を取得してできること・やりたいことを決めていれば、厳しいときでも再度思い出して頑張ることができるわけだね!

(だっだれ!?)

次回は、勉強する前に準備するべきことについてを教えてほしいな!
次回は、一級建築士・二級建築士を勉強始める前に必見!一級建築士・二級建築士取得を目指す方々への道しるべ②でお会いしましょう!

いやいやお前誰や!?

またね〜!
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